2009年10月30日

中国人のルールに対する考え方

私の会社では使用した携帯電話料金は
会社に請求できるのですが、私のように課長以上の
役職についていると自動的に会社で引き落とされますが、
課長以下の担当は毎月会社に請求するんですよね。

この請求ですが、主任は最大200元(3000円相当)
担当は最大100元(1500円相当)なんです。

もちろん、業務上使用した場合の請求ですので、
携帯電話をあまり使用しなければ、請求は発生
しません。

毎月の請求額は使用量に応じて
バラつきがある・・・

ハズなんですが!

不思議なことに毎月固定なんです。
おかしい、おかしすぎるぞ・・・


なんで!?
変動費と思ったものが固定費になっちゃうのか。

調べたところ・・・

なんと!

使用した分のみ請求できるルールが、
「毎月この額まで請求できる」に
担当の認識が変わってしまってるんです。

なんで!?

少し考えましたが、
すぐに分かりました。

中国ではルールを作っても
ルールの抜け道をついてくるんですよね。
この辺は裁判王国アメリカと一緒かもしれません。

ルールにどこかあいまいさがあると
確実に守られません。

「MAX200元まで使える」なら
「200元つかっちゃってもいい」に
なっちゃうわけです。

だから、
私はルールをこう変えました。

請求する場合は毎回通話明細見せなさい。

それ以来、請求はほとんどなくなりました。

なぜ、無くなったのか!?

中国人は事前にリスク分析をして、
自分を不利な立場に持っていかないように
するんですよね。この辺の能力は本当にすごいです。

リスクがあると感じれば
それに手を染めないんです。

毎回通話明細を見せることで、
ウソがバレることを嫌ったのです。

つまり、
「ルールに抜け道を作るな」
「性善説を信じるな、性悪説こそ中国でのベストな管理法」
です。
posted by モンリー at 22:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 中国人を理解する

2009年10月29日

トラブルが起きたら先輩をぶつける

前回「上海人はグループで群れる」と書きましたが、
今回もそれに関係する話です。

私のITの仕事はトラブルがつきもの。
サーバのハードディスクが壊れたり、
ネットワーク機器が壊れたり、
数十件の案件をマネジメントしていると
週に数回はトラブルがあるものです。

そのトラブルが起こった時に、
簡単に解決する方法を教えます。
中国ならではの解決方法です。

前回、上海人の話を書きましたが、
相手のお客さんが上海人だった場合、
上海人を仕掛けると感情的な面で
怒られることがあまり無いんです!

上海人のお客さんに、
他の地域の担当(中国語で外地人といいます)
を仕向けると、問題収束に行ったのに、
逆に問題が大きくなることが
多いんですよね。(笑)

最初はなんで問題が大きくなったのか
理由が分かりませんでしたが、何度か
繰り返しているうちにようやく気づきました。

上海人のお客さんから、
叱られてばかりなんです。
反抗も出来ない。
言われるがままです。

その時、気づいたのは
これは出身地の違いではと!(苦笑)

これぞ中国!
出身地内では連携しますが、
出身地外ではいわば中立
もしくは敵になっちゃうんですよね。

大抵は、この出身地に合う担当を
顧客に送り込むんですが、、
別の観点でもう1つ有効な対策があります。

それは、学校の先輩ー後輩です。(笑)
中国では先輩後輩の上下関係は
日本以上に強いんですよね。

上海大学のお客さんのところで、
大きなトラブルが発生したら、
私は真っ先に上海大学の担当を探して、
年齢を聞きます。

担当の年齢じゃなくて、
顧客の年齢を!(笑)

なぜか分かりますか?

どっちが年齢が上かどうか
確認するためです。


顧客が後輩と分かった時点で、
その先輩を送り込みます。(笑)

問題はあっという間に収束します。
(これ、本当に有効です)

重要なお客さん、難しいお客さんには
所属大学を聞いて、その大学にあった
担当をアサインするんですよね。

これが私の裏エンジニアアサイン法です。(笑)
参考にしてください。
posted by モンリー at 21:52| Comment(0) | TrackBack(1) | 上海ビジネス講座

2009年10月27日

中国人の資料作りはNG。でも・・・

今日は会社のキックオフでした。
私は自分の部門の09/上期成果と、課題、
09/下期のテーマについて発表しました。

私は自部門のみの方針だったので、
他部門にはもちろん中国人の管理職が
います。

彼ら中国人が作るプレゼン資料は・・・
お世辞にも見やすいとは言えないんですよね。
汚い。表現力が無い。

でも、資料は全然だめでも、
プレゼンがめちゃめちゃうまい。
堂々としてるんですよね!


なんだ、このギャップ・・・(笑)

日本人は若干緊張してたりして、
かたかったりしますが、
中国人にはそれが少ない。

資料に書いてあることの他、
その場で思ったこと、常に考えていることを
言葉として発表する能力は日本人以上じゃないか
と思ってます。

日本人は資料作りなどの緻密な作業が
得意で、逆に発表は弱い。

日本人、中国人がお互いに
弱みを補正するために協力していけば、
弱みを強みに変えらるんじゃないかな!

例えば、
日本人が資料作って、
中国人に発表させる。

これって、
良い考えかも!


ただ唯一の難点は、
意思が伝わるかどうかってこと。
他人が作った資料を他人が発表することって
本当に難しい。

特に日中となると、
尚更難しいですね。
posted by モンリー at 00:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 中国人を理解する